(ローグ)ラボの採用担当者
評価:B
新入社員3名をブラック企業に放り込むんですね、分かります。
集合の合図がミニオンになって帰ってきた!(あちらと違って味方しか選べないという違いはあり)
これはロウゼブ訓戒・ウルダマンの番人闇の判決の逆パターンみたいなものだから、まあカードパワーとしてはかなり上がっていると見ていい。
固有カードとはいえ、悪意の銀行家と比べアタックが1高い上にコピー枚数も3枚も増えているあたり、やたら採用しろというオーラを感じる。(採用担当者だけに?)
ただ、問題は、集合の合図自体がそこまで強いカードではなかったということ…
実質ミルローグ専用カードであり、そのミルローグもオラクルが殿堂入りした今となっては…といった状態にある。(というか、このカードの存在がオラクルを殿堂入りさせた大きな理由の一つではないかと)
現状だと、ミラクルローグに入れてファルドライ・ストライダーをコピーして召喚し続け、最後にレジェ呪文で蜘蛛を大量発生させるみたいな運用になるのかな。
幸い、能力が発動しなくても2/3/2とバニラ最高値のスタッツがあり、かつエドウィンや暗殺花といった単純に強いミニオンをコピーするだけでもデッキバリューが高まるので、レジェ呪文との相性は抜群。
難点は、コピーしたくないミニオン(ファイアフライなど)が場にいるときに出しづらいこと。
メイジのハイ!なソウルキャスターがほとんど採用されなかった理由もこれなので、いくらバニラ最高値であってもそのデメリットを嫌われる可能性はなきにしもあらず。
ただ、このミニオンはコピー能力の方がメインなので、テンポ出しは避けてコピーのバリューを重視した運用になるでしょう。(吟遊楽人や暗殺花がほぼ100%コンボ能力発動前提で使われるのと同じ理屈ですね)
というわけで、結構粗が目立つ部分もあるけれども、やっていることは間違いなく強いため、何だかんだで採用されていくのではないでしょうか。