（プリースト）真言・複製

評価：C

環境入りしようなんて無貌なのかな？

同じ5マナでコピー機能を持つ無貌の操り手とどこが違うか比べてみた。

１、コピーしたミニオンのスタッツが5/5固定
つまり、スタッツが低い割りに効果が強力なミニオンをコピーするとお得。
具体的には、新カードの実験体やデビルサウルスの卵あたり。
特に、攻撃力0のミニオンをコピーすると自ら攻撃できるようになり使い勝手がいい。

２、呪文である
案外これが大きなポイント。
実験体をコピーすると、コピー元が倒された時にこの呪文を回収することができる。
他にも、新レジェンドのクローンマスター・ゼレクをコピーすれば、断末魔で5/5を召喚する5/5を2体出すことができる。
ただ、合計11マナとなってしまうため、光熱のエレメンタルで呪文のコストを下げたり、金箔のガーゴイルのコインと併用するなどの工夫が必要。
逆に言えば、10マナ時に光熱のエレメンタルを残すとこのムーブをされてしまう危険性があるということでもある。呪文であるが故にコストが下がるという点は見逃してはならないでしょう。
なお、同じ6マナであるメカ・チビドラゴンでも似たようなムーブが可能。

３、味方しか選択できない
これは明確なマイナスポイント。
相手のヴォイドロードやリッチキングをコピーして時間稼ぎしたり、突撃ミニオンをコピーしてカウンターするようなムーブはできない。

というわけで、専用構築であればそれなりに悪さができそう。
ただ、手間がかかる点と沈黙に非常に弱い点から、環境入りするかどうかは怪しい気がする。

そのあたりを総合して評価Cで。