素晴らしい読者が山程だ!

ハースストーン(Hearthstone・HS)について書いていくブログです。ここでしか得られない情報を提供して、読者の皆様のお役に立ちたい!

偶数パラディンデッキガイド

偶数パラディンのデッキガイドです。

モデルデッキとして、以前紹介した躯の駆り手型(http://hsrainyday.hatenablog.com/entry/2018/04/29/233301)を使用していますが、大枠としては通常の偶数パラディンと同じように使えると思います。

○マリガン概要
・常にキープ
動員(1枚、後攻時は2枚)、ダイアウルフ・リーダー、ナイフ・ジャグラー
・後攻時のみ常にキープ
躯の駆り手
・ダイアウルフ・リーダー、ナイフ・ジャグラーが合わせて1枚以下しかキープできていない時
アマニの狂戦士、装甲虫、獰猛なスケイルハイド(1枚まで)、戦利品クレクレ君
・相手がアグロデッキの場合
聖別、サロナイト鉱山の奴隷
・相手が遅いデッキの場合
王の祝福、躯の駆り手


基本的に以下の動きを想定しています。
1ターン目:ヒロパ
2ターン目:2マナミニオン
3ターン目:2マナミニオン+ヒロパ(後攻時はコイン+動員 or 躯の駆り手もあり得る)
4ターン目:動員

そのため、手札に2枚か最低でも1枚の2マナミニオンをキープすることを目指したマリガンをします。
なお、動員は手札に来たら常にキープしますが、2マナミニオンを返してまでは探しに行きません。(2マナミニオンが3枚以上手札にある場合は例外です。3枚目以降を返します)
返したところで動員を引ける保証はありませんので、3ターン目までの強い動きを確保することを優先します。
なお、躯の駆り手はコインを使って3ターン目に出す想定のときのみキープします。4ターン目に素出しすると対処されやすいため、1ターン早く出します。次に王の祝福につながると理想的ですね。


○マッチ別ガイド
・キューブロック:微不利
スペルブレイカーを優先的にキープします。
また、躯の駆り手を動員と同レベルで常にキープします。横展開に強いデッキなので、縦の動きを確保するためです。
入れていれば、酸性沼ウーズもキープしましょう。
4ターン目には地獄の炎が飛んでくると考え、動員を温存してください。
また、冒涜の起点にしないために、敢えてヒロパを使用しないこともあります。
基本的に、ヴォイドロードが1体以上死亡した状態で10ターン目を迎えたらほぼ負けです。
全体除去のケアは必要ですが、時には「除去札を握っていたら仕方ない」と割り切ってリーサルのために敢えて横に展開するケースもあります。
早期決着を目指しましょう。

・コントロールウォーロック:不利
基本的な戦法については対キューブロックと同じですが、ヴォイドロードが出やすくリンやストーンヒルがいるため、キューブロックよりも厳しいマッチアップとなります。
酸性沼ウーズが腐るのも痛いですね。

・偶数パラディン:五分
ミラーマッチですが、躯の駆り手を入れておくと、守りの面で有利に戦うことができます。
聖別やサロナイト鉱山の奴隷を優先的にキープし、相手の攻撃を防ぎましょう。
向こうも聖別・平等・報復の怒りなどの除去カードを持っていることが多いため、並べすぎには注意して、再展開できるように手札を温存しましょう。

・奇数パラディン:やや有利
基本的には偶数パラディンと同じように対処します。
ただ、相手には盤面をリセットする手段がないため、こちらが盤面を取ってしまえば一方的に戦えます。
それでも、新兵→レベルアップ!の流れは脅威となるため、新兵は最優先で潰すようにしてください。
あとは、向こうには神聖なる恩寵があるため、手札を溜め込んでいると思わぬしっぺ返しを食らうことがあります。偶数パラディンよりも積極的に手札を切るイメージでいきましょう。

・奇数ローグ:やや有利
入れていればトゥルーシルバー・チャンピオンをキープします。ヘンチ・クランのゴロツキへの返しとして有効だからです。
他アグロと同様、聖別やサロナイト鉱山の奴隷をキープしてヒーローを守るようにします。
躯の駆り手は殴られても生命奪取がはたらくため、このマッチでは大いに有効です。

・クエストローグ:有利
横展開への対処方法がナイフの雨と退散ぐらいしかないため、一旦展開してしまえば押しきりやすいです。
エスト達成後、蝋のエレメンタルを出されて止まることがないように、スペルブレイカーはなるべく最後までキープします。

・テンポメイジ:有利
相手がよほどぶん回らない限り基本的には有利ですが、先攻時に呪文相殺を貼られて動員を消されると厳しくなります。先攻なら相殺対策に平等をキープするのも一つの手です。後攻のコインは必ず相手が秘策を貼ってからカンスペチェックに使いましょう。

・コントロールメイジ:不利
最も厳しいマッチアップかもしれません。
全体除去が豊富にあるうえ、躯の駆り手などの縦の攻めも動物変身で防がれてしまいます。
序盤の動きはそれほど早くないので、いかにドラゴンの憤怒が飛んでくる5ターン目までに横展開して削れるかが勝負になります。
幸いにもアイスブロックが殿堂入りしたので、一回うまく削れればそのまま押し切れる可能性が高まりました。全体除去はある程度割り切って積極的に攻めましょう。

・性悪ドルイド:有利
全体除去が乏しいので、性悪な召喚師が出てくる6ターン目までに盤面を取ってしまえばほぼ勝てます。
平等は安易に使わず、性悪な召喚師の大型ミニオン対策としてキープしましょう。

・挑発ドルイド:やや有利
動きが遅いため有利ではありますが、挑発が多く出てくるため攻めあぐねがちになりやすいです。
相手が挑発ドルイドと分かっていたらスペルブレイカーを最優先でキープし、積極的に挑発をはがしていきましょう。平等も大型挑発の除去に有効なため、展開するミニオンが確保できていればマリガンでキープする選択肢も出てきます。

・コントロールプリースト:やや不利
ネザースパイトの歴史家のスタン落ちにより出現回数は減ったものの、やはりダスクブレイカーが一番の脅威です。
4ターン目はダスクブレイカーを出される前提で動き、展開札を温存しましょう。
躯の駆り手は聖なる盾があればダスクブレイカーの3ダメージにも耐えられるので有効です。ぜひ出していきましょう。
心霊絶叫も強力ですが、こちらは7ターン目でないと出せないため、それまでにライフを削っておきましょう。

・奇数ハンター:やや有利
とにかく相手の盤面を押さえて攻めを継続させないようにします。
躯の駆り手とサロナイト鉱山の奴隷は最優先でキープしたいところです。聖別も悪くないですが、縦の攻めに対してあまり有効でないため、他のアグロよりも優先度は落ちます。

・クエストウォリアー:若干有利
感覚的には挑発ドルイドと似ていますが、こちらは除去が豊富にあるのでその分厳しくなります。
ただ、横並びをキープできればクエストをほぼ無力化できるのでその点は有利です。
乱闘が最大の天敵なので、展開するときは必ず乱闘の残り枚数を頭に入れて、再展開の札を残すようにしましょう。

・シャダウォックシャーマン:有利
除去や回復こそ豊富ですが、非常に動きが遅いため詰め切れることが多いです。
火山噴火とライトニングストームを警戒しつつ、少しずつ相手のライフを削っていきましょう。他のコントロールと同様、ミニオンを展開しすぎないことが大事です。