(ウォーロック)ドクター・モリガン
評価:C
というわけで、マダム・ゴヤを彷彿とさせる能力のレジェンド。
ただ、ゴヤとは異なる点もあって、それは以下の通り。
・ゴヤは雄叫びなので味方にミニオンがいれば即時発動できるが、モリガンは断末魔なので自壊などをしない限りタイミングを選べない
・ゴヤの効果は1回きりの発動だが、モリガンの効果は発動後にデッキからもう一度引いてきて、かつデッキにミニオンが残っていれば再度発動可能
このように、一長一短だと言える。
けれども、問題はもっと別のところにある。
モリガンを採用するなら、ミニオンはできるだけ大型ミニオンに統一したいところ。
ただ、小型ミニオンを全く採用しないでウォーロックが序盤を乗り切ることが可能か?ということ。
ウォーロックの除去は癖が強く、コントロール寄りのデッキでもそれを補うために小型ミニオンが多く採用されている現状がある。
このカードのためだけにそれらの小型ミニオンをすべて抜くのはちょっと現実的でない。
それに、入れ替わり出したいミニオンも固有だとヴォイドロードぐらいしか思いつかないが、それは取り憑かれた従者で出せる。
ドラゴン孵化師・眠れるドラゴンの出張セットを入れることもできるがだいぶ重い…(なお、オークハートは雄叫びが発動せずディスシナジーになるおそれがあるため不採用。というかモリガンの代わりにオークハートを入れた方が…?)
結局、単なる挑発ドルイドの下位互換に終わりそうな気がしてならない。
そのため、今後の追加カードで化ける可能性はあるものの、現状だとこのカードのポテンシャルを発揮できるようなラインナップが十分に揃っていないと考えられる。
というわけで評価C。