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Patch9.1カード弱体化について~カード単体編~

先日、5種類のカードに関して弱体化が発表されました。

それらについて一つずつ所感を書いていきます。

 

 

・練気

0マナ「このターンの間のみマナクリスタルを2つ得る。」→「このターンの間のみマナクリスタルを1つ獲得する。」

弱体化度:★★★★★

要するに、偽造コインと同じ効果になってしまうみたいです。

ローグのようなコンボシナジーがあるわけでもないため、もう使われることはないでしょう。

このカードが抜けることで各デッキにどのような影響があるかについては、次記事で論じます。

 

・烈火の戦斧

武器「2/3/2」→「3/3/2」

弱体化度:★★★★

 

このカード自体は、3/3/2になってもデッキには入るでしょう。

ウォリアーの武器構成を考えると、代わりに入る候補に乏しいからです。

(ブラッドレイザー・アルカナイトリーパーはちと重く癖がある)

ですが、ウォリアーには2マナの動きが乏しく、マナカーブで考えると著しくテンポが損なわれるため、影響は計り知れません。

特に、海賊ウォリアーにとっては致命的な変更でしょう。

 

・呪術

3マナ「ミニオン1体を挑発を持つ0/1のカエルに変身させる。」→4マナ

弱体化度:★

むしろ今まで3マナだったのがおかしいといいますか、4マナでも十分に強力だと言えると思われます。

個人的には、止めの一撃のナーフに近い印象があります。あれも1→2マナになりましたが、特に状況も変わることなく採用され続けています。

今後も3マナ時代と同様に採用され続けるのではないでしょうか。

 

・マーロックの戦隊長

3/3/3「自身を除く味方のマーロックは+2/+1を得る。」→「自身を除く味方のマーロックは攻撃力+2を得る。」

弱体化度:★★

これはそこまで大きな弱体化だとは考えていません。

六丸が復活しなくなる、平等聖別で生き残らなくなるなどのデメリットは生まれますが、この効果の肝は攻撃力+2にあると思われるからです。

戦隊長自体が非力なこともあり、場をもたせるというよりは、とどめあるいはそれに近い状況で出してバーストをかける使い方が現状メインになっているのではないでしょうか。

南海の船長と同じ効果になるよりはよっぽどましだったのではないかと思います。

 

・拡がりゆく虫害

5マナ「挑発を持つ1/5のスカラベを1体召喚する。相手のミニオンの方が数が多い場合再度この呪文を使用する。」→6マナ

弱体化度:★★★

ドルイドにはマナ加速があることから、6マナでも強いという意見もあるようです。

ですが、アグロ対策カードが1マナ重くなるということの影響はかなり大きいのではないでしょうか。

加えて、練気も事実上デッキに入らなくなるため、極端な先出しも出来なくなります。(マナ加速は加速そのものに1ターンかかります)

ですから、蓋を開けてみると1マナの差が重くのしかかるという荒野の呼び声パターンではないかと推測します。

 

デッキならびに環境についての考察は次記事で行います。