次環境デッキ予想その3~海賊ローグ~
いよいよナーフが明日に迫っています。
予想三部作(?)の締めとして、今までとは少し趣向を変えて、ナーフにより新たに台頭しそうなデッキを紹介してみたいと思います。
そのデッキとは、「海賊ローグ」です。
個人的には前々から推しているのですが、海賊ウォリアーの陰に隠れて環境ではほとんど使われてきませんでした。
ですが、その海賊ウォリアーがナーフされることで、ついに日の目を見るのではないか?ということを期待してこの記事を書きました。
なお、今回のデッキはβ版です。
もう少し練ったら、ゲームプラン等を追加し、DEKKIの方にもアップしたいと思います。
1 冷血 ×1
1 怪盗紳士 ×2
1 南海の甲板員 ×2
1 海賊パッチーズ ×1
1 致死毒 ×2
2 昏倒 ×1
2 腹裂き ×2
2 ブラッドセイルの略奪者 ×2
3 シャドウブレード ×2
3 南海の船長 ×2
4 ルーン鍛冶場のヌシ ×2
4 ぶんどり幽霊船員 ×1
4 ナーガの海賊 ×1
4 悪辣なる海賊 ×2
4 スペルブレイカー ×1
5 ビタータイド・ヒドラ ×2
5 グリーンスキン船長 ×1
5 リロイ・ジェンキンス ×1
5 アサシンブレード ×1
6 幸運のお守りのバッカニーア ×1
このデッキは4マナの構成が非常に難しく、現在も試行錯誤中です。
ただ、ルーン鍛冶場のヌシは極めて強力なカードだと考えていて、2枚積み固定にしています。
3ターン目にシャドウブレードやヒロパ+致死毒で強化した武器を装備させ、4ターン目にルーン鍛冶場のヌシを出せば、耐久度を維持したままその武器を振ることができ、かつ相手に5/3の処理を強制させることができます。
それ以外でも、武器が育った後に素出しするだけで、その攻撃力分のダメージを実質与えられるのと同じになります。
はっきり言って、今ハースストーンで最も過小評価されているカードの一つだと思います。
こいつはナーフ後に間違いなく来ますよ!…とダイマしてみる。
あとは、幸運のお守りのバッカニーアもかなり強いです。
攻撃力3の武器との相性が良く、6ターン目に9/9は相手次第では処理に手間取りますし、沈黙させても5/5。
こいつがフィニッシャーになって決まる試合も割とありました。
ただ、効果の発動が条件付きであり、発動しないと標準スタッツ以下なので、採用は1枚だけにしています。
それと、黒曜石の破片は採用を見送りました。
スペック自体は高いんですが、実際に使ってみるとテンポが噛み合わない!
やはり、3ターン目に(3/2の)武器→4ターン目にミニオンという流れがスムーズなんですね。
1マナ重くなるだけでアタック3がこうも弱く感じるのかと…
せめてアタック4以上あれば、最後の詰めに使えたと思うのですが。
他には、冷血も採用は1枚だけにしています。
効果は強力なのですが、「単体で機能するカードではない」ためです。
つまり、場にミニオンがいなければならず(突撃持ちが手札にある場合を除く)、かつコンボの発動が求められるということです。
手札の消費が激しい海賊ローグでは、この両方の条件を満たせずに冷血が腐る場面が目立ったため、最小限の採用となりました。
なお、マーロックの戦隊長が弱体化を受けるマーロックパラディンについては、単独記事を書きませんでした。
確実に弱体化はするでしょうが、だからといってマーロックの戦隊長を抜く選択肢は考えにくく、デッキ構成には影響を及ぼさないと考えられるためです。
ただ、環境における占有率は確実に落ちるでしょうね。実際にプレーしてみて、体力+1が無くなると想像以上にマーロックの場持ちが悪くなると感じましたから。
さて、ナーフ後に環境がどう変わるか楽しみです。
まだ見ぬ勢力の下剋上に期待しましょう!